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Thursday, November 10, 2022

実売3万7,800円の薄型軽量10.3型タブレット「OPPO Pad Air」 - PC Watch

「OPPO Pad Air」。実売価格は37,800円

 オウガ・ジャパンの「OPPO Pad Air」は、10.3型のタブレットだ。Android 12ベースのColorOS 12を搭載し、Google Playストアも利用できる汎用性の高さと、iPadシリーズに似た薄型軽量の筐体が特徴だ。

 現在、10型クラスのタブレットはiPadシリーズが高いシェアを誇るが、先日発売された第10世代iPadはエントリーモデルながら実売6万8,800円からと、かつてに比べると割高になりつつある。一方のAndroidタブレットは選択肢自体があまりない上、ハードウェアのスペックが低かったり、Androidのバージョンが古かったりと、選びにくいのが現状だ。

 今回紹介する「OPPO Pad Air」は、決してハイエンドの製品ではないが、実売3万7,800円という低価格が大きな特徴だ。iPad Airを大いに意識したとみられる名称とは裏腹に、実際にライバルになるのは本製品の発表直後に登場した第10世代iPadになると考えられるが、実売価格はおよそ半分ということで、かなりのインパクトがある。

 国内向けとしてはOPPO初のタブレットとなる本製品について、本稿では電子書籍ユースに絞って、第10世代iPadとiPad Airのほか、読書用タブレットでは競合になるFire HD 10 Plusと比較する。総合的なレビューはすでに甲斐氏による記事が公開済みなので、そちらをご覧いただきたい。

実売37,800円というコスパの高さが魅力

 まずはiPadおよびFire HD 10 Plusとの比較から。iPad Airについては外観がiPadと同じため割愛する。iPadとiPad Airの違いは、本連載の前回記事も参考にしてほしい。

OPPO Pad Air iPad(第10世代) Fire HD 10 Plus(第11世代)
発売 2022年9月 2022年10月 2021年5月
サイズ(幅×奥行き×高さ、最厚部) 245.1×154.8×6.9mm 248.6×179.5×7mm 247×166×9.2mm
重量 440g 477g 468g
CPU Qualcomm Snapdragon 680 オクタコアプロセッサー A14 Bionicチップ
6コアCPU
4コアのグラフィックス
16コアNeural Engine
MediaTek MT8183(64ビットオクタコア)
メモリ 4GB 4GB 4GB
画面サイズ/解像度 10.3型/2,000×1,200ドット(225ppi) 10.9型/2,360×1,640ドット(264ppi) 10.1型/1,920×1,200ドット (224ppi)
通信方式 Wi-Fi 5(802.11ac) Wi-Fi 6(802.11ax) Wi-Fi 5(802.11ac)
生体認証 顔認証 指紋認証 -
バッテリー持続時間(メーカー公称値) 最大12時間(ビデオ視聴時) 最大10時間 12時間
コネクタ USB Type-C USB Type-C USB Type-C
メモリカード 対応(最大512GB) - 対応(最大1TB)
その他 最大7GBまでの仮想メモリ機能 ペン対応 ワイヤレス充電
価格(本稿執筆時点) 3万7,800円(64GB) 6万8,800円(64GB)
9万2,800円(256GB)
1万8,980円(32GB)
2万2,980円(64GB)

 CPUやメモリの違いからくるベンチマークの差は後述するとして、この比較を見る限り、本体サイズや重量についてiPadシリーズを意識していることは間違いない。上下左右の幅が均等なベゼルやスピーカーの配置といった外観もiPadおよびiPad Airと酷似しており、アスペクト比の違いを除けば、同じシリーズの製品に見えるほどだ。

 生体認証の方式やメモリカード対応の有無など細かい違いはさておき、本製品の最大の強みとなるのはやはり価格だ。実売価格は3万7,800円と、同じ64GBのiPad(6万8,800円)のほぼ半額で、実売ではさらにもう少し安く手に入る。現在は第10世代iPadの1つ前、第9世代iPadも併売されているが、そちらも実売は4万9,800円なので、本製品は1万円以上安いことになる。

 一方価格だけで見ると、同じ64GBで2万円台のAmazon「Fire HD 10 Plus」がライバルになるが、こちらはGoogle Playストアが使えず、電子書籍は実質Kindleもしくはdマガジンしか利用できない。その点、本製品はGoogle Playストア経由で好みの電子書籍アプリを利用でき、さらに筐体は薄く軽いため取り回しやすいのは大きな利点だ。

上下左右の幅が均等なベゼルはiPadやiPad Airに酷似している。筐体は横向きでの利用を前提としたデザイン

外観はiPadと激似。高級感があり剛性も高い

 本製品はAndroid 12ベースのColorOS 12を採用しており、セットアップの手順はAndroidのそれと大きく変わらない。生体認証で顔認証が利用できるよう登録しておくと、その後の手順がスムーズになる。なお天地のサイズが潤沢にあるわけではないので、ナビゲーション方式で「ジェスチャー」を選んでおいたほうが、狭い天地になるべく多くの情報量を表示できるようになる。

顔認証に対応する。後述するFire HD 10 Plusと比べた場合の利点の一つだ
天地の幅は必ずしも広くないので、ジェスチャーナビゲーションを選んでおいたほうが画面が広く使える
セットアップ完了直後のホーム画面は2画面。といっても2画面目は4つのアイコンが並ぶだけで、全体的にはシンプル
1画面目のフォルダにはツール類およびGoogleのアプリがまとめられている。電子書籍系のアプリはない

 さて本製品を手にしてまず驚かされるのは、やはり第10世代iPadやiPad Airとの「激似」っぷりだ。上下左右の幅が均等なベゼルに始まり、薄型の筐体、さらには垂直にカットされた左側面に電源ボタン、上面に音量ボタンというボタン配置に至るまで、iPadとはそっくりだ。余談だがパッケージもiPad似である。

 ただしアスペクト比は大きく異なる。本製品はワイド比率よりもわずかに横長であるため、ほぼ4:3比率に近いiPadと比べると、天地はかなり低く圧迫感がある。両製品を並べた時に一目で見分けるための最良の方法は、この筐体の横長さだろう。

 本製品の売りである公称440gという重量は、確かに10型クラスのタブレットとしては軽量だが、iPadやiPad Airよりも表面積が狭く、なおかつ薄いことを考えると、おおむね体積なりの重量であって、そこまで驚きはない。むしろ手に持つとかなりズシリとしていて驚かされるほどだ。

 ちなみにこうした安価なタブレットでは、筐体の剛性が著しく低い場合もあるが、本製品は筐体をひねってもあからさまに歪むこともない上、背面を軽くノックしても、空洞がある場合の響き方はせず、内部の密度も高いようだ。こうした質感の高さはプラス要因だ。

厚みの比較。いずれも左が本製品、右上がiPad、右下がFire HD 10 Plus。本製品の薄さがよく分かる

 ベンチマークのスコアはFire HD 10 Plusとほぼ同等。Fire HD 10 Plusはミドルクラスというよりもエントリーモデルに近いスペックであることを考えると、もう少しパワーは欲しかったところだが、メモリ容量が4GBとあっては致し方ない。

 もっともFire HD 10 Plusを操作していて稀に感じるプチフリーズのような現象は、本製品では感じないので、ベンチマークの数字だけで判断するのは禁物だ。ちなみにiPadのスコアには遠く及ばないが、これはOSの違いもあるだろう。

「Google Octane」でのベンチマーク結果。本製品(左)が「7437」、Fire HD 10 Plus(中央)が「8904」と、Fire HD 10 Plusがやや有利。第10世代iPad(右)はOSも異なるため参考程度に考えたほうがよさそうだ
「GeekBench 5」でのベンチマーク結果。本製品(左)が「シングルコア377/マルチコア1572」、Fire HD 10 Plus(中央)が「301/1344」と、こちらは逆に本製品のほうが優勢。右は第10世代iPad

Fire HD 10 Plusでは物足りないユーザに

 製品名や外観からしてiPadと比較しがちな本製品だが、実際に購入にあたってライバルになるのは、むしろAmazonの「Fire HD 10 Plus」だろう。本製品は実売価格こそFireのおよそ倍だが、Google Playストアに対応しており、幅広いアプリが使えるのが強みだ。パフォーマンスもiPadには及ばなくとも、Fire HD 10 Plusとの比較であれば同等だ。

 従ってKindleに限らずさまざまな電子書籍アプリを使いたい場合や、より幅広い用途に使うのであれば、本製品のほうがお勧めできる。筐体が薄く軽いことや、生体認証に非対応のFireと違って顔認証が利用できるのもメリットだ。CPUパワーを要する用途はおすすめしないが、試した限り動画再生についても支障はないので、Fireの用途は問題なくカバーできるはずだ。

スリムなため片手で握るのも不可能ではない

 なおSnapdragon 680/メモリ4GBを搭載した10型クラスのタブレットとしては、本製品以外にレノボの「Lenovo Tab M10 Plus」もある。こちらも実売価格はほぼ同じ3万7千円前後で、LTE対応モデルも用意されているほか、イヤフォンジャックを搭載するなどの強みもある。サイズは本製品より若干大きく厚みもあるが、本製品の購入を検討するのであれば、こちらも比較対象に加えるとよいかもしれない。

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