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Tuesday, August 2, 2022

一部の好事家のために用意された、特別な跳ね馬「フェラーリ・デイトナSP3」。その走りに触れた。 - webCG

ただのレトロモダンではない

世界限定わずかに599台。正式発表されるや完売御礼となった“Icona(イーコナ)シリーズ”の第3弾、その名もデイトナSP3については、クルマ好きの読者諸兄ならすでにその存在をご存じのことだろう。今回、幸運にも国際試乗会にてそのステアリングホイールを握ることができたのだが、試乗会そのもののコンセプトも実にユニークだった。

1950~1960年代における、フェラーリのスポーツカーレースにゆかりのあるサーキット、つまりルマン、ゾルダー、スパ・フランコルシャン、ホッケンハイム、ニュルブルクリンクを巡り、世界のメディアがリレー形式でサーキットとその周辺をテストドライブする、というまれにみる趣向だったのだ。筆者の担当は“オールージュ”で有名なスパ。果たしてデイトナSP3の印象やいかに?

本題に入る前にイーコナシリーズについて簡単に振り返っておこう。フェラーリにおける現在の市販モデルラインナップには、大きく分けて4つの流れがある。ひとつは2シーターのスポーツカーシリーズで、フラッグシップの「SF90」シリーズと大黒柱の「296GT」シリーズがある。さらに「スペチアーレ」と呼ばれる限定モデルのシリーズが存在する。3つ目が「ポルトフィーノM」と「ローマ」で構成される、GTシリーズと呼ばれるモデル群だ。

2018年、マラネッロはそこに新たなシリーズを加えた。その名も「ICONA(イーコナ)」だ。英語で言えば“アイコン”。そのデザインモチーフをマラネッロの豊富なヘリテージモデルに求め、単なるレトロモダンではない新たなデザイン解釈と、今日的なパフォーマンスを実現する限定車セグメントとして企画された。ちなみに、マラネッロは5つ目のシリーズとして、この2022年9月にSUVシリーズを発表する予定である。

イーコナ立ち上げの第1、第2弾モデルとして発表されたのは、世界500台限定の「SP1/SP2モンツァ」だった。「812」シリーズをベースとしたシングルシーター(SP1)もしくは2シーター(SP2)のトップレスモデル。これが世界中で大評判となった。そのためマラネッロは、すぐさま第3弾を企画。それが今回の主役、デイトナSP3だ。

2021年11月に世界初公開された「フェラーリ・デイトナSP3」。往年のアイコニックなモデルをオマージュしたデザインをまとう「イーコナ」シリーズの、第3弾のモデルにあたる。
2021年11月に世界初公開された「フェラーリ・デイトナSP3」。往年のアイコニックなモデルをオマージュしたデザインをまとう「イーコナ」シリーズの、第3弾のモデルにあたる。拡大
「330P3/4」や「312P」「350Can-Am」など、往年のスポーツプロトタイプに着想を得てデザインされたインテリア。スポーツカーとしての機能性を追求する一方、ダッシュボードを広く見せる意匠を取り入れるなど、乗員がくつろいで過ごせる空間とすることにも留意した設計となっている。
「330P3/4」や「312P」「350Can-Am」など、往年のスポーツプロトタイプに着想を得てデザインされたインテリア。スポーツカーとしての機能性を追求する一方、ダッシュボードを広く見せる意匠を取り入れるなど、乗員がくつろいで過ごせる空間とすることにも留意した設計となっている。拡大
航空機にも使用されるT800カーボンファイバーが用いられたコックピットタブをはじめ、車両骨格はいずれも軽量・強靭(きょうじん)なカーボンファイバーで構成されている。
航空機にも使用されるT800カーボンファイバーが用いられたコックピットタブをはじめ、車両骨格はいずれも軽量・強靭(きょうじん)なカーボンファイバーで構成されている。拡大
販売に際しては、フェラーリにとって最上位の顧客やコレクター、アンバサダーだけに声がかけられたという。生産台数599台は、すでに完売している。
販売に際しては、フェラーリにとって最上位の顧客やコレクター、アンバサダーだけに声がかけられたという。生産台数599台は、すでに完売している。拡大

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