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Sunday, July 31, 2022

Core i7-13700K / i5-13600Kのゲームベンチマーク公開!前世代のCore i7-12700Kやi5-12600Kから性能向上 - ニッチなPCゲーマーの環境構築Z

CPU

Intel Core Processor

中国bilibiliにて、Intel第13世代(コードネーム: Raptor Lake)となる、Core i7-13700KとCore i5-13600Kのゲームベンチマークが公開されました。前世代のCore i7-12700KとCore i5-12600Kと比較するとどれほどのものなのか。そのリザルトがこちら。

テスト環境

Core i7-13700K / Core i5-13600K スペック

CPU: Core i7-13700K / Core i5-13600K / Core i7-12700KF / Core i5-12600K
マザボ: ASRock Z690 Steel Legend WiFi 6E/D5 (DDR5) / ASRock Z690 Steel Legend WiFi 6E (DDR4)
メモリ: DDR5-6400 32GB(16GB x2 40-40-40-76-116@Gear 2) / DDR4-3600 32GB(16GB x2 18-22-22-42-64@Gear 1)
GPU: MSI GeForce RTX 3090 Ti GAMING X TRIO 24G
CPUクーラー: Thermalright Frozen Magic 360 ARGB (360mm簡易水冷)

備考

各ベンチマーク画像に『DDR5-5200』と記されていますが誤りです。正しくは『DDR5-6400』です。

3DMark

Core i7-13700K vs. Core i7-12700K

Core i7-13700K - 3DMark Fire Strike & Time Spy
3DMark Fire Strike & Time Spy

Core i5-13600K vs. Core i5-12600K

Core i5-12700K - 3DMark Fire Strike & Time Spy
3DMark Fire Strike & Time Spy

ゲームベンチマーク

Core i7-13700K vs. Core i7-12700K

Core i7-13700K - Horizon Zero Dawn
Horizon Zero Dawn

Core i7-13700K - Red Dead Redemption 2
Red Dead Redemption 2

Core i7-13700K - ファークライ6
ファークライ6

Core i7-13700K - Forza Horizon 5
Forza Horizon 5

Core i7-13700K - モンスターハンターライズ
モンスターハンターライズ

Core i7-13700K - PUBG
PUBG

Core i7-13700K - NARAKA: BLADEPOINT
NARAKA: BLADEPOINT

Core i7-13700K - Apex Legends
Apex Legends

Core i5-13600K vs. Core i5-12600K

Core i5-12700K - Horizon Zero Dawn
Horizon Zero Dawn

Core i5-12700K - Red Dead Redemption 2
Red Dead Redemption 2

Core i5-12700K - ファークライ6
ファークライ6

Core i5-12700K - Forza Horizon 5
Forza Horizon 5

Core i5-12700K - モンスターハンターライズ
モンスターハンターライズ

Core i5-12700K - PUBG
PUBG

Core i5-12700K - NARAKA: BLADEPOINT
NARAKA: BLADEPOINT

Core i5-12700K - Apex Legends
Apex Legends

まとめ

上記リザルトを公開したのは、先日、Core i7-13700KとCore i5-13600KのCPU-Zベンチマークを公開したEP极致玩家堂

Core i7-13700KもCore i5-13600Kも、ほとんどのゲームタイトル・解像度において、前世代よりもフレームレートの伸びが見られます。

Raptor LakeもAlder Lakeもアーキテクチャに変更はなく、IPCは変わらないことが判明しましたが、動作クロックの向上と、キャッシュの増加も影響しているのか、ゲームタイトルによっては数十fpsも伸びています。

特に注目したいのが1080pにおけるMin fps。Apex Legendsなんかは顕著に伸びており、前世代と比較してCore i7-13700Kが+26.9 fps、Core i5-13600Kが+45.5 fpsも高フレームレートとなっています。

Min fpsが伸びることで、低フレームレートな場面が減って、より快適なゲームプレイをお楽しみいただけるでしょう。

Intel第13世代Core 13000シリーズデスクトップCPUは、2022年9月発表、10月の発売が見込まれています。


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セクシーリズムゲーム『ビートリフレ』Steamにて8月4日配信へ。発売延期となったNintendo Switch向け『マッサージフリークス』が、“規制解除パッチ”と共にPCへ - AUTOMATON

デベロッパーのqureateが、『ビートリフレ』というタイトルの新作リズムゲームを、PC(Steam)向けに8月4日に配信するようだ。現時点ではまだ正式発表されていないものの、Steamにてストアページが公開されている。そのゲーム概要から、どうやら本作は発売延期となったNintendo Switch向けリズムゲーム『マッサージフリークス』のPC版となる模様である。


『ビートリフレ』は、リズムに合わせて女の子の体も心もほぐす新感覚のリズムゲームだという。主人公の指原圧志(ゆびはらあつし)は、祖父が生前営んでいたマッサージ店を片付けている際に、もみじと名乗る喋る猫と出会う。さらに、祖父の借金を取り立てに借金取りまで現れ、無茶な条件を提示される。借金返済の期日はたった1か月。そこで圧志は祖父のマッサージ店を受け継ぎ、さまざまな悩みを抱え訪れる女の子たちを施術しながら、借金を返済することを目指す。

圧志は、もみじが分け与えてくれた「施術される人物が潜在的に求めている音楽を、音波として手袋から伝えて体の中と外、両方から癒す」という世にも奇妙な力を駆使。楽曲に合わせて表示されるボタンを押してリズムを刻むのだ。収録楽曲は全50曲とのこと。また、お客たちとは店の中だけでなく外で会うこともあり、お店では見せない一面を垣間見れたり、女の子の悩みを聞いたり、ハプニングが起こったりなど、さまざまなイベントを見ることができるという。


実は上述のゲーム概要は、Nintendo Switch向けの『マッサージフリークス』と同じである。一方、Steamのストアページには本作のゲームプレイ映像が掲載されており、プレイの流れが初めて披露された。ゲーム画面には2つの円が表示されており、その中に複数ある点線のラインに沿って、外周から中心へとノートが流れてくる。そして中心部分に重なった瞬間に指定のボタンを押すのだ。それと同時に、左右の親指が背景の女の子のコリをほぐす格好となる。

ほかにも、L/Rスティックを使ってホールドをするノートも存在する模様。もちろん、リズムに合わせてタイミング良くボタンを押すことが求められ、ジャストやズレ具合によって判定が変化する。そしてある程度楽曲が進んだところで、マッサージに対して女の子がコメントするカットシーンを挟み、身体の別の箇所のマッサージへと進む。


楽曲が進むにつれて、女の子が着ている服がはだけていき、息遣いが荒くなってくる。上に掲載したように、背景の女の子のビジュアルは、かなり際どいものへと変遷していくようだ。さらに、一定スコア以上を獲得すると「なんだか とっても りらっくす もぉど(NTR)」に突入。NTRモード時は女の子は心が丸裸になり、どこを触っても気持ちいいヘブンな状態となり、全身くまなく体をほぐしてあげるゲームプレイへと変化する。背景の女の子も丸裸になってしまうが、これは精神的な表現で裸に見えているだけで、実際に裸でマッサージを受けているわけではないとのこと。

繰り返しになるが、これらの刺激的な要素も、Nintendo Switch向けの『マッサージフリークス』にて紹介されていたものと同じ。ただし、Steam版となる『ビートリフレ』の公式サイトには、こうした女の子が着ている服がはだけていく要素や、NTRモードでの裸に見える表現について、「Steam版でこちらの内容を楽しむにはパッチの適用が必要です」との注意書きがある。

Steamにて成人向けゲームが解禁される以前は、メーカーはSteamでは規制版を配信し、外部で規制解除パッチを配布する手法が一部で取り入れられていた。本作もそうしたかたちで、上述した要素を解除できるようになるようだ。公式サイトのパッチ配布ページでは「リズムゲーム中の衣装の挙動が変化するよう改善」「リズムゲーム終了までに一定のスコアになるとミニゲームが楽しめるようになります」と案内されている。


Nintendo Switch版である『マッサージフリークス』は、当初は8月4日配信予定だったが、7月22日に無期延期が発表された。開発元qureateは延期の理由について、「関係各所と協議した結果」と述べるにとどめており、具体的な理由は不明。ただ本作の発表後には、これまでに紹介したような刺激的な要素やビジュアルが、女性蔑視的・性的搾取的であるとか、マッサージ店での性犯罪を想起させるなどと、一部で批判されていた。またSNS上では、そうした批判の声に対する、批判や反論も展開される状況となっていた。

加えて、本作にてマッサージを受ける女性キャラクターの名前が、すべてアイドルの日向坂46のメンバーと同じという指摘もあった(苗字は異なる)。この点についてqureateは、“キャラクター名の軽率な引用”について謝罪し、すでに名称の修正は完了していると報告している(関連記事)。


そうした騒動を経て、Steam版である『ビートリフレ』の存在が今回明らかになった。ストアページには、「登場人物はすべて18才以上です」「犯罪を助長するゲームではありません。マネしないでください」「一部セクシャル要素を含みます。苦手な方のご購入はご遠慮ください」などといった記載があり、また公式サイトにアクセスする際にも同様の注意表記が確認できる。

また『ビートリフレ』の公式サイトの内容は、現在はアクセスできない『マッサージフリークス』の公式サイトと基本的には同じであるものの、説明文などでの「マッサージ」という言葉は、別の言葉に置き換えられている。『ビートリフレ』というゲームタイトルもしかり。『マッサージフリークス』発表時に受けた批判の声に、敏感に対応している様子がうかがえる。

規制解除パッチは存在するものの、ゲーム内の表現を基本的に維持しつつ、さまざまな配慮をおこなった格好だ。Nintendo Switch版が無期延期状態のなか、qureateとしてはまずSteamにて本作をリリースすることを模索し、こうした対応をおこなったのだろう。

ビートリフレ』は、PC(Steam)向けに8月4日配信予定だ。


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セクシーリズムゲーム『ビートリフレ』Steamにて8月4日配信へ。発売延期となったNintendo Switch向け『マッサージフリークス』が、“規制解除パッチ”と共にPCへ - AUTOMATON
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SHUREの配信者向け人気マイク「MV7」に限定のホワイト、Amazonで販売 - ASCII.jp

2022年08月01日 01時03分更新

文● ASCII

MV7 ホワイトリミテッドエディション

MV7 ホワイトリミテッドエディション

 シュア・ジャパンは8月1日、「MV7 ホワイトリミテッドエディション」を発表した。数量限定でAmazonでの予約を開始、8月15日から出荷する。販売価格は2万9284円。販売台数は非公開。

 MV7は自宅からのポッドキャストや動画配信をターゲットにした製品。レジェンドマイク「SM7B」をデザインモチーフにした非常に高性能なダイナミック型マイクだ。パソコンに直結できるUSBデジタル接続のほか、有線アナログ接続(XLR)も選べ、ミキサーへの接続などプロ向け機器と組み合わせた本格的な活用も可能だ。なお、2020年の推し家電大賞にも選ばれている。

XLR出力、USB端子、ヘッドホン出力などを装備。

タッチセンサーでモニターしているヘッドホンの音量などを変えられる。

マイクスタンド用の5/8インチネジマウント

 従来からあるブラック・シルバーに加え、ホワイトが追加された。クリアな音の収録だけでなく、話している様子を動画に映したいと考える人にとって、カラーコーディネートの選択肢が増えるといったメリットもありそうだ。

■関連サイト

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SHUREの配信者向け人気マイク「MV7」に限定のホワイト、Amazonで販売 - ASCII.jp
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『回復』を開くと『設定』が落ちたりBSoDになる不具合。KB5015878やKB5015807などで発生 - ニッチなPCゲーマーの環境構築Z

WindowsUpdate

WindowsUpdate

2022年7月27日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 バージョン21H2 / 21H1用プレビューリリースKB5015878や、7月13日のセキュリティ更新プログラムKB5015807等をインストールした一部環境において、『回復』を開くと『設定』ウィンドウが落ちたり、最悪、ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生するといった不具合報告が出ています。

不具合概要

Windows10 バージョン21H2 / 21H1環境にて、『設定』 → 『更新とセキュリティ』にある『回復』を開こうとすると、

  • 『回復』が開かない
  • 『設定』ウィンドウが落ちる・勝手に閉じる
  • ブルースクリーンエラーが発生してPCが落ちる

といった不具合が発生するとの報告が国内外で複数件出ています。

『回復』画面。開くと『設定』ウィンドウが勝手に閉じるなどの不具合が発生
『回復』画面。開くと『設定』ウィンドウが勝手に閉じるなどの不具合が発生

この不具合は、一部環境にて報告されており、すべての環境で発生するものではありません。また、不具合が発生する詳細な条件は判明していません。(自環境で確認したところ、この不具合は発生しませんでした)

この不具合の影響を受けるOSバージョンと、不具合を内包する更新プログラムは以下。

  • Windows10 バージョン21H2 / 21H1
    KB5015878 (2022年7月27日 プレビューリリース)
    KB5015807 (2022年7月13日 セキュリティ更新プログラム)
    KB5014666 (2022年6月29日 プレビューリリース)

この不具合は、KB5014666以降をインストールした環境で発生が確認されています。

対処方法・回避策

当該更新プログラムをアンインストールすることで、『回復』を開いても落ちなくなるとの報告が出ています。同不具合にお困りの方は、一時的な対処方法として更新プログラムのアンインストールをお試しください。手順は以下。

1. 『スタートボタン』 → 『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『更新の履歴を表示する』 → 『更新プログラムをアンインストールする』を選択。

2. 当該更新プログラム(KB5015878 / KB5015807 / KB5014666)を右クリックして『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。

アンインストール方法

3. アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『Windows Update』の画面から、『更新を 7 日間一時停止』や、『詳細オプション』の『更新の一時停止』を選択。

Windows10 - WindowsUpdateを一時停止

なお、KB5015807はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。


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『回復』を開くと『設定』が落ちたりBSoDになる不具合。KB5015878やKB5015807などで発生 - ニッチなPCゲーマーの環境構築Z
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【RTA特集】『ゼルダの伝説 BotW』100%クリアRTA、16時間切りの領域へ突入。「アイテム999個増殖バグ」がもたらした革命とは - Game*Spark

2017年に発売され、日本ゲーム大賞やGame of The Yearを受賞した『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(以下『ゼルダBotW』)。丁寧に作り込まれたオープンワールドに豊富なやり込み要素が散りばめられた本作は、海外のゲームクリア時間まとめサイト「HowLongToBeat」によれば、その完全クリアに189時間かかるとされています。

では、日夜ゲームを早くクリアするための研究を重ねているRTA走者にとって、この大作を完全クリアするのにかかる時間はどれくらいでしょうか?

答えは、通常プレイの10分の1以下である「約16時間」です。本記事では、2022年7月21日に破られたばかりの「16時間の壁」に対して、本作のRTAコミュニティが如何にしてアプローチしてきたのかを紹介していきます。

アクションゲーム界屈指の超長距離走、100%RTAとは

はじめに、『ゼルダBotW』の100%RTAの基本的なルールをご紹介しましょう。100%の定義は、speedrun.com上にリストアップされている全ての要素をコンプリートすることです。

(画像は The Legend of Zelda: Breath of the Wild – speedrun.com より)

これらの条件の中には、マップ踏破率100%や全クエストクリアといった基本的な収集要素はもちろん、非売品の装備の最大強化なども含まれています。

100%カテゴリーは、アクションゲームのRTAとしては超長時間のカテゴリーということで『ゼルダBotW』のスピードランコミュニティでは、健康上の理由から休憩時間に関するルールを定めています。具体的には、プレイヤーはRTAの最中に合計18時間、最大3回までタイマーを停止して休憩することができます。

また、本カテゴリーでは、アイテム取り忘れなどのアクシデントから最短でリカバリーしたり、天候や風向きといったランダム要素に上手く対応したりするための臨機応変さも求められます。ゲームの総合的な知識やRTA技に対する深い理解を問われる点で、100%カテゴリーは、本作のRTAの集大成として位置づけられています。

現行のルートは、日本人走者のひとりであるikurapan氏によってドキュメントが公開されています(自分用安定チャート2022/06)。このドキュメントが1700行を超えていることからも、このカテゴリーの壮大なボリュームと、1本のゲームを最後まで走りきることの大変さが伺えます。

100%RTAルート開拓と変遷の歴史

ここからは、100%RTAのルート開拓の歴史を、メイン移動手段の変遷とともに紹介します。

本作発売直後の100%RTAは、通常プレイと同じように、馬に乗って真面目にフィールドを駆けており、この頃の世界記録は40時間前後でした。バグの利用が制限された「Bug Limit Categories - 100%」では、今なお馬による移動が現役で使われていますが、このカテゴリの世界記録は26時間台にまで縮められています。

また、当時は休憩ルールも設けられていなかったため、100%RTAは時間と体力のあるごく一部のプレイヤーだけが挑戦できる、非常にハードルの高いカテゴリーでした。

しばらくして、「ロケットローンチ」や「ステイシスローンチ」といった長距離飛行技が出現し、馬の代わりとなる移動手段として使われるようになりました。これらの技は、「ビタロック」で物を飛ばし、それを使ってリンクを吹っ飛ばす技術を応用したものです。これらの移動手段の出現やルートの改良により、世界記録は23時間半程度まで縮められました。

2019年9月、「ウィンドボム」と呼ばれる革新的な移動手段が登場します。発見者は、日本のグリッチハンターであるさとう菓子氏です。空中で弓を構えることで発生するスローモーション(バレットタイム)中にバクダンをリンクに当てることによって吹っ飛ぶこの技は、バレットタイムを起こせるだけの段差があればどこでも発動することができます。そのためウィンドボムは、100%カテゴリーの中でなんと1400回以上も使われるという汎用的な技として、現役で活躍しています。

実際、上位の記録を出すためには、このウィンドボムの仕込みの速さと、飛ぶ方向を決定する精度が大きなカギを握っており、本RTAの「基礎動作」ともいえる重要なテクニックとなっています。

また、ウィンドボムを軸に、Johnnyboomr氏が「Granatus」と呼ばれるルートを確立しました。Granatusはその後も改良を重ねて、今でも使われ続けています。このウィンドボム時代に樹立された最速の記録は、17時間35分でした。

ちなみに、本作においてRTAのルートを組む際には、有志が開発した便利ツール「BotW Object Map」がよく用いられます。以下の図を見ると、一部のエリアが移動の拠点となっており、ハブのような役割を果たしていることが見て取れます。

2021年9月には、17時間の壁を破ることになる新技が発見されました。BLSS (Bow Lift Smaggling Slide) と呼ばれるこの技は、ぴりかんてん氏が発見したBLSという現象をもとに、LegendofLinkk氏がスライドを加えて発見したものです。BLSSには、がんばりゲージを消費することなく、最高360km/hという超高速度でスライド移動できるという特長があります。従来はBTB (Bullet-Time Bounce) という別の技が知られており、この技も速度自体は360km/hを出すことができました。

しかし、BTBは難しいうえに飛行距離が短いので何度も決める必要があり、上位のRTAプレイヤーでさえ安定する技ではありませんでした。安定した超長距離のBTBを決めることはかなり難しく、上位のRTAプレイヤーでさえ安定する技ではありませんでした。安定した高速移動を可能にするBLSSの発見は、100%のみならず全カテゴリーに大きな影響を与えるものでした。

BLSS発見後、100%の世界記録は16時間36分まで更新されましたが、15時間台はまだまだ遠いものと考えられていました。2022年5月にはJohnnyboomr氏がルートを数分短縮する最適化を加え、上位プレイヤー達はその新しいルートを練習していました。100%RTAを根本から変える大発見が起こったのは、その翌月でした。

「アイテム999個増殖バグ」がもたらした革命


2022年6月、革命が起こりました。zxrobin氏によって発見されたIST (Inventory Slot Transfer) と呼ばれる新しいグリッチは、壊れたアイテムスロットを利用することで、所持している任意のアイテムを倍々に増やせるというものです。

発見当初は倍々にしかアイテムを増やせなかったISTですが、一週間後には中国コミュニティ内で進化を遂げ、一度に999個増殖できるようになりました。原理を一言で説明すると、アイテムに対して武器の耐久値(小数第2位まで存在)を移植することで、整数化するために100倍された耐久値の数字がアイテムの個数に置き換わって一気に増える、というものです。999個増殖に関しては、Direct Inventory Corruptionと呼ばれ、元のISTと区別されることもあります。

アイテム増殖に関するグリッチはいきなり誕生したわけではなく、初期の頃から古代素材999個増殖技が知られており、通常プレイでも金策手段として一部のプレイヤーに活用されていました。

また2022年2月には、「アイテム変換」とよばれる技術が既存のグリッチの組み合わせによって発見され、古代素材以外のアイテムも増殖できるようになっていました。しかし、仕込みに手間がかかることなどから、RTAにおける用途は限定的でした。

ISTの効果は絶大で、それまで使われてきた悪魔像におけるハート&がんばりの器増殖や古代素材増殖、アイテム変換増殖といった多くの技術を過去のものにしました(アイテム変換増殖については、龍素材稼ぎの際にのみ現役で使われています)。料理素材として必要だったフロドラ狩りの回数も、25回以上必要だったのが3回で済むようになりました。また、入手数が限られている爆弾矢や古代兵装・矢を節約する必要がなくなり、メインの武器であった「近衛の両手剣」も使われなくなりました。

「妖精」を増殖できるようになったことで、回復料理を作って使用する手間や、ゲームオーバーの危険性が無くなった点も見逃せません。ゼルダシリーズにおける「妖精」は、力尽きたときに体力を回復してくれるお助けアイテムであり、本作ではバランス調整のためか、3個以上所持している状態ではほぼ新規出現しなくなるアイテムです。妖精の無限増殖は、初心者ランナーが100%RTAに挑戦するハードルを大きく下げた画期的な技といえるでしょう

ISTの発見で大いに盛り上がった100%RTAコミュニティでは、ルートの練り直しが24時間体制で行われました。ISTによるアイテム増殖をシミュレートする「Inventory Slot Transfer Simulator」も開発され、走者たちのルート検証を大いに助けました。

そして7月21日、Coensi氏によって15時間52分58秒という記録が達成され、16時間の壁がついに破られることとなったのです。ISTの発見による合計のタイム短縮幅は45分程度と推測されており、次なる15時間切りという大台はまだまだ遠いことが予想されています。

新たなグリッチの発掘、走者のプレイングスキルの向上、ルートの最適化という3つの要素が一体となってタイムを縮めてきた『ゼルダBotW』のRTA。今後どのように進化を続けていくのか、ますます目が離せません。


最後になりますが、本記事の執筆にあたり、日本国内の100%RTA走者であるあの氏には、取材を通じて多くの詳細な情報を提供いただきました。この場で感謝申し上げます。もしこの記事を読んで、100%RTAについて疑問や興味を持った方がいれば、あの氏のTwitterTwitch配信で答えていただけるとのことなので、お気軽に質問してみて下さい。

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UNIVERSAL AUDIO UAFX Guitar Amp Emulators レビュー:ビンテージ真空管ギター・アンプを現代的解釈で再現したペダル3機種 - サンレコ

右からDream '65 Reverb Amplifier、Ruby '63 Top Boost Amplifier、Woodrow '55 Instrument Amplifier

左からDream '65 Reverb Amplifier、Ruby '63 Top Boost Amplifier、Woodrow '55 Instrument Amplifier

 UNIVERSAL AUDIOには、ビル・パットナム氏が開発した“今日でも使われる名機”を生み出したメーカーというイメージがありました。しかし、ご子息のビル・パットナムJr.氏が継いでからはデジタル分野にも進出し、業界のスタンダードになっています。筆者はUAD-2プラグインをほぼすべて所有しており、ビンテージ機材のニュアンスを残しつつ古くなりすぎない音色で、使えるものばかりという印象を持っています。ギター用のペダル型アンプ・シミュレーターでもその底力を見せてくれるのか、期待は高まります。

独自のアナログ・モデリング技術に基づき設計

 今回レビューするのはUAFXシリーズの3機種で、それぞれビンテージの真空管ギター・アンプをエミュレートしています。見た目と音色、機能から判断するに、UAFX Dream '65 Reverb Amplifier(以下Dream '65)は、1965年製のFENDER Deluxe Reverb。UAFX Ruby '63 Top Boost Amplifier(以下Ruby '63)は、1963年製のVOX AC30。UAFX Woodrow '55 Instrument Amplifier(以下Woodrow '55)は、1955年製のFENDER Tweed Deluxeのモデリングと筆者は推測します。デュアル・プロセッサー・エンジンと独自のアナログ・モデリング技術により、小型といえども本格的なサウンドを実現しているとのことです。

 入力については、フォーン端子でギターを直接つなげられるほか、シンセのライン・アウトL/Rなども接続可能です。USB-CケーブルでMac/Windowsと接続するとボーナス・エフェクトを入手したりファームウェアのアップデートができたりします。

リア・パネルの端子は3機種共通。左から1/4インチ入力(フォーン)×2、9VのDCイン、USB-C端子、1/4インチ出力(フォーン)×2、製品登録やバイパス/フット・スイッチ・モードなどのグローバル設定を行うためのPAIRボタンがある

リア・パネルの端子は3機種共通。左から1/4インチ入力(フォーン)×2、9VのDCイン、USB-C端子、1/4インチ出力(フォーン)×2、製品登録やバイパス/フット・スイッチ・モードなどのグローバル設定を行うためのPAIRボタンがある

 また、Bluetoothでスマートフォンと接続すれば、iOS/Android対応のアプリUAFX Controlで著名アーティストのプリセットの使用、自作したプリセットの管理が可能です。

モバイル・アプリUAFX Controlの画面。UNIVERSAL AUDIOのサウンド・デザイナーやアーティストが作成したプリセットを使用したり、自分で作成したプリセットの管理を行える

モバイル・アプリUAFX Controlの画面。UNIVERSAL AUDIOのサウンド・デザイナーやアーティストが作成したプリセットを使用したり、自分で作成したプリセットの管理を行える

 ACアダプターは別売りで、9VDC/センターマイナスで400mA以上のアイソレート・タイプが推奨されています(メーカー純正のPSU-GP1-WWも発売)。

 ストンプ・ペダル型の筐体はかなり堅牢で、ツマミのトルクにも高級感のある重みを感じます。スイッチ類も触っただけで良いパーツが使われているのが分かりました。

スピーカーやブースターを3種類から選択できる

 3製品には、2つのフット・スイッチ、3つのトグル・スイッチ、6つのツマミが搭載されています。フット・スイッチは左がエフェクトのオン/オフの切り替え、右がプリセットのオン/オフの切り替えです。プリセットがオンになっているときは、ノブやスイッチの状態は出音に反映されず、プリセットに保存してある設定が出力されます。トグル・スイッチは、左がスピーカーの切り替え、右がアンプのチャンネルやブースターの切り替え用です。中央のトグル・スイッチは、右下のフット・スイッチ“PRESET”を長押ししてLEDを点滅させた状態で下側に押し込むと、プリセットの保存が可能です。トレモロが搭載されているDream '65とRuby '63については、アンプ操作とトレモロ操作の切り替えも、中央のトグル・スイッチから行います。6つのツマミは機種によってコントロールできる内容が違いますが、パネルの表示を見て直感的に操作できました。

 各モデルのツマミやスイッチ、機能について、大きな違いを幾つか挙げておきましょう。まずは搭載されるリバーブの種類について。Dream '65はスプリング・リバーブを搭載しており、Ruby '63とWoodrow '55はルーム・リバーブを搭載しています。また、Woodrow '55はマイク・ボリュームとインストゥルメント・ボリュームが別のツマミに割り振られており、両者をブレンドして音色を調整できるという特色がありました。3機種とも、必要な操作が簡単にできるようにツマミやスイッチがまとめられています。

UAFX Dream '65 Reverb Amplifierのツマミとトグル・スイッチ。上段のツマミは左から、インプット・ボリューム、リバーブ、アウトプット・ボリューム。リバーブはスプリング・リバーブのかかり具合を調整する。下段は左からベース、トレブル/スピード、ブースト/インテンシティ。右側2つのツマミは中央のトグル・スイッチで操作するパラメーターを選択する仕様。左のトグル・スイッチはスピーカー、右のトグル・スイッチはブースターを切り替える

UAFX Dream '65 Reverb Amplifierのツマミとトグル・スイッチ。上段のツマミは左から、インプット・ボリューム、リバーブ、アウトプット・ボリューム。リバーブはスプリング・リバーブのかかり具合を調整する。下段は左からベース、トレブル/スピード、ブースト/インテンシティ。右側2つのツマミは中央のトグル・スイッチで操作するパラメーターを選択する仕様。左のトグル・スイッチはスピーカー、右のトグル・スイッチはブースターを切り替える

UAFX Ruby '63 Top Boost Amplifierのツマミとトグル・スイッチ。上段のツマミは左から、インプット・ボリューム、カット、アウトプット・ボリューム。カットは右に回すと高域が低減され、ダークなトーンに変化する。下段は左からベース/ルーム、トレブル/スピード、ブースト/インテンシティ。これらは中央のトグル・スイッチで操作対象のパラメーターを選択する。左のトグル・スイッチはスピーカー、右のトグル・スイッチはブースターを切り替える

UAFX Ruby '63 Top Boost Amplifierのツマミとトグル・スイッチ。上段のツマミは左から、インプット・ボリューム、カット、アウトプット・ボリューム。カットは右に回すと高域が低減され、ダークなトーンに変化する。下段は左からベース/ルーム、トレブル/スピード、ブースト/インテンシティ。これらは中央のトグル・スイッチで操作対象のパラメーターを選択する。左のトグル・スイッチはスピーカー、右のトグル・スイッチはブースターを切り替える

UAFX Woodrow '55 Instrument Amplifierのツマミとトグル・スイッチ。上段のツマミは左から、インストゥルメント・ボリューム、マイク・ボリューム、アウトプット・ボリューム。インストゥルメントとマイクの2つのボリュームをブレンドして音作りができる。下段は左からルーム、トーン、ブースト。ルームは右に回すとルーム・マイクのアンビエンスが加わり、トーンはゲインとブライトネスが高まる仕様になっている

UAFX Woodrow '55 Instrument Amplifierのツマミとトグル・スイッチ。上段のツマミは左から、インストゥルメント・ボリューム、マイク・ボリューム、アウトプット・ボリューム。インストゥルメントとマイクの2つのボリュームをブレンドして音作りができる。下段は左からルーム、トーン、ブースト。ルームは右に回すとルーム・マイクのアンビエンスが加わり、トーンはゲインとブライトネスが高まる仕様になっている

 マニアックなところにも手が届いているので、思わずニヤリとする場面が多々ありました。例えば、Dream '65ではトグル・スイッチでCELESTIONのスピーカーとOXFORDのスピーカーを簡単に切り替えられますが、実機ではそうはいかないので、また新たな表現の可能性を感じました。

生っぽいのに近さを感じる録り音なのでオケになじみやすい

 それでは実際に音を聴いていきましょう。今回はFENDER StratocasterとGIBSON Les Paulを3機種それぞれに入力し、JENSENのDIとマイクプリNEVE 1081を経由してオーディオ・インターフェースのAPOGEE Symphony I/O MKIIに送り、AVID Pro Toolsに録音しました。マイクを使用していない点以外は、自分が普段ギター録音をしているセッティングとほぼ同じ環境です。

 まずはDream '65から。ギャリーンとした響きがFENDER Twin Reverbによく似ていますね。普段Twin ReverbにStratocasterをつなぐと、高域のピーキーな部分がクリーン系のセッティングをした際に耳障りに感じることがあり、EQで削ることが多いのです。そこが変に張り出してくることなく、未加工でも使いやすいトーンになっていますね。

 Ruby '63はUKロックっぽいクランチから、クイーンやディープ・パープルなどをほうふつさせる密度の高いひずみまでをカバーする使い勝手の良いモデルです。ギター・アンプは実機の場合、求めているイメージよりひずみが少ないと感じることが多いと思いますが、Ruby '63は右のトグル・スイッチを“NORM”にするとトレブル・ブースターの機能を使えるので、かゆいところに手が届く設計になっていると思いました。

 Woodrow '55をLes Paulで試してみます。こちらも実機のTweed Deluxeの場合、泥くさすぎて“これはニール・ヤングしか使えない音なのでは?”と思ったりするはずなのですが、音の太さは残りつつも、現代の録音の中に入ってもなじみが良い音に最初からなっている感じがあります。

 リアルな音色のドラムやキーボードのソフト音源でオケを作ってギターを乗せる場合、通常はオケかギターのどちらかをかなり加工して音色を寄せる必要があります。しかし、これら3機種の録り音は、そのままでもオケにすんなり混じる印象でした。打ち込みにプラスαでギターを演奏したいクリエイターにとっては、かなりありがたいことなのではないでしょうか? 最初リバーブをかけずに弾いたときは、音が近すぎて違和感を覚えましたが、アンプをマイク録りした際に薄皮一枚空気をまとっている感じが打ち込みと混じりにくいことを考えると、むしろこの音の近さがメリットだと感じました。実際に、オケとギターをUADプラグインのOcean Way Studiosなどリアルなルーム系リバーブに入れてみると、楽に一体化する音になりました。音が近いとはいえ、エミュレーターにありがちな“ピックがカチコチ当たる音が大きすぎてライン録りっぽくなってしまう……”というようなことはなく、“生っぽいのに近い”という不思議な感じです。

ピッキングのニュアンスへの追随性が良い

 3機種に共通する特徴として、ピッキングのニュアンスへの追随性がかなり良いことも挙げられます。アンプのエミュレーターは、超クリーンの状態と、ハイゲインの状態ではだいたい多くの製品で及第点的な音は出ます。しかし、ピッキングのタッチが強いところだけがほんの少しクランチーになるようなプレイの場合、全然本物のアンプにかなわないことが多いです。例えばTwin Reverbは“アルペジオの中で強く弾いたところだけ軽くひずんで、弱いところはクリーン”、AC30は“ザクザクとカッティングしたときの音量が増えるにしたがってひずみが増していき、サビに突入する”みたいな部分がオルタナ系の音楽ではキモだったりすると思うんです。そういう当たり前にできてほしいことが当たり前に実現されているのに驚きました。また、ギター本体のボリュームを絞るとクリーン、上げるとオーバードライブになるのも、実機に近い感覚で使えるポイントですね。

 総評として、これはビンテージのギター・アンプそのままの音がするかと聞かれれば違うと答えますが、音楽的に使える音かと聞かれたら完全にイエスですね。個人的にUNIVERSAL AUDIOの製品はどれも、“似ているかどうか”ではなく、“使えるかどうか”に力点が置かれている印象があり、これらもまた使える機材の一つだと感じました。

中村公輔
【Profile】neinaの一員としてドイツの名門Mille Plateauxなどから作品発表。以降KangarooPawとしてソロ活動を行い、近年は折坂悠太、宇宙ネコ子、かねこきわのらのエンジニアリングで知られる。

UNIVERSAL AUDIO UAFX Guitar Amp Emulators

オープン・プライス

(市場予想価格:55,000円前後)

UNIVERSAL AUDIO UAFX Guitar Amp Emulators

SPECIFICATIONS
●共通項目
▪入力インピーダンス:500kΩ(モノラル)、1MΩ(ステレオ) ▪出力インピーダンス:500Ω ▪最大入力レベル:12.2dBu ▪最大出力レベル:12.1dBu ▪周波数特性:20Hz〜20kHz、±3dB ▪電源:アイソレートされたDC9V/400mA(最小)/センター・マイナス/2.1×5.5mmバレル・コネクターの電源(純正品PSU-GP1-WWが発売中) ▪外形寸法:92(W)×65(H)×141(D)mm ▪重量:0.567kg

製品情報

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Friday, July 29, 2022

ドデカファンでオシャレなデザインのPCケースに注目! デスク映えにもピッタリのゲーミングPC「ZEFT R36X3D」 (1/2) - ASCII.jp

「Fractal Torrent Compact RGB TG」採用、RTX 3070 Tiで高リフレッシュレートゲームプレイも!

2022年07月30日 13時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

「ZEFT R36X3D」

 AMDが2022年4月にリリースしたデスクトップ向け新型CPUの「Ryzen 7 5800X3D」は、96MBものL3キャッシュを擁しており、とくにゲームパフォーマンスでその効果を発揮する。AMDもRyzen 7 5800X3Dを“ゲーミング・プロセッサー”と謳っており、ゲーマーにとってかなり気になる存在となっている。

 パソコンショップSEVENから発売されたゲーミングデスクトップパソコンの「ZEFT R36X3D」(関連記事)は、そのRyzen 7 5800X3Dを採用したハイエンドモデル。では、ゲームでどの程度のパフォーマンスが期待できるのだろうか。まずは、ZEFT R36X3Dがどのようなマシンなのか、仕様や外観について紹介していこう。

CPU Ryzen 7 5800X3D(3.4GHz~最大4.5GHz)、8コア/16スレッド
CPUクーラー DeepCool「GAMMAXX L240 A-RGB」
グラフィックス GeForce RTX 3070 Ti
PCケース Fractal Design「Torrent Compact RGB TG」
マザーボード ASRock「X570 Steel Legend」(AMD X570チップセット)
メモリー 16GB(8GB×2)、Crucial DDR4-3200、スロット数4のうち2スロット使用
ストレージ 1TB M.2 SSD(NVMe対応)、Western Digital「WD Blue SN570」
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(外付けUSB接続)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.2
電源ユニット 定格出力850W、80PLUS GOLD認証、Cooler Master「V850 GOLD V2」
OS Windows 11 Home(64bit)

Ryzen 7 5800X3Dを採用
高リフレッシュレートゲームプレイにも丁度いい構成

 前述のとおり、ZEFT R36X3DはCPUにRyzen 7 5800X3Dを採用している。Ryzen 7 5800X3Dは、従来のRyzen 7 5800Xと同様に8コア/16スレッドのCPUだが、ベースクロックは3.4GHz、ブーストクロックは4.5GHzと、いずれもRyzen 7 5800Xより低く設定されている。だが、Ryzen 7 5800X3Dでは、“3D V-Cacheテクノロジー”により、積層型のL3キャッシュを採用することで96MBもの大容量を実現。これが、ゲームにおいてパフォーマンスを押し上げる要因になっている。

CPU-Z(Version 2.01.0)の実行結果

CPUクーラーはDeepcool製の簡易水冷タイプであるGAMMAXX L240 A-RGBを装備

ラジエーターは底面に装着され、ラジエーターのファンにより底面へと排気されている

 ビデオカードは「GeForce RTX 3070 Ti」を採用。試用機ではZOTACの「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti Trinity OC」が採用されていた。このカードはブーストクロックをリファレンスから30MHz引き上げた1800MHzのクロックアップモデル。

GPU-Z(Version 2.47.0)の実行結果

 「IceStorm 2.0」と呼ばれるオリジナルクーラーを装備し、3基の90mm角相当のファンは、ZOTACの説明ではブレード数を11枚にすることで、従来のものと比べて最大で10%エアフロ―が向上しているという。また、GPUがアイドル状態の際は、ファンの回転を停止する「FREEZE FAN STOP」という機能も用意されている。

 マザーボードにはASRockのAMD X570チップセットを搭載した「X570 Steel Legend」を採用。このPCI-E スチール製スロットは、PCIe x16スロットに金属製カバーを取り付けた「PCI-Eスチール製スロット」を装備し、電源部は10フェーズ構成と、なかなか豪華な仕様を誇る。また、1000BASE-T対応の有線LANを搭載するほか、本機ではIntel AX200を実装することでWi-Fi 6に対応した無線LANも用意されている。そのほか、「Purity Sound 4」と呼ばれる高品質オーディオを備えている点も見逃せない。

背面のインターフェース部には、USB 3.2 Gen.2(Type-A)×1、USB 3.2 Gen.2(Type-C)×1、USB 3.2 Gen.1(Type-A)×6と、USBが8系統も用意されている

 システムメモリーは、DDR4 3200を16MB搭載するほか、ストレージはNVMe接続のM.2 SSDを1TB備えており、ゲーミング用途でどちらも容量に不満はまったくない。なお、試用機では、SSDにWestern Digitalの「WD Blue SN570」が採用されていた。

CrystalDiskinfo(Version 8.17.4)の実行結果

 電源ユニットには、80PLUS GO+D認証を取得したCoolerMasterの「V850 GOLD V2」を採用。このV850 GOLD V2の定格出力は850Wで、Ryzen 7 5800X3DのTDPが105W、ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti Trinity OCの消費電力が310Wであることを考えると、十分な容量といっていい。

天面を取り外すと、電源が現れる

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